前回供出米ネタを書いた さいぽんです。
まさかのコメント頂きまして・・・嬉しいです。
前回の記事はかなり端折った書き方だったので再度こちらで詳しく書いてみようと思います。
お米の保管(ご飯の美味しさ)は籾(もみ)が一番と書きましたがなぜスーパーでは籾の状態で売っていないのか?
それは後程。。
さて、前回の記事の通りさいぽん家では直近食べる分は玄米、先の分は籾で保管しています。
これは来年の秋までおいしくお米を食べるための秘策です。
籾の状態だとなぜおいしいのか?
籾の状態でスーパーでは売っていないのか?
玄米の状態は?
白米の状態は?
注意点はあくまでさいぽんの主観も含んで書いているので話半分で!
籾と玄米と白米の違いは前回書いた通りですがもう少し詳しく書きますと
籾 =まさに黄金色に輝く田んぼで実る粒が籾です。
玄米=籾から籾殻(もみがら)をとると薄茶色の玄米です。約2割減ります
取る時出るのが籾殻でこれを炭にするともみ殻燻炭になります。
玄米は食物繊維も豊富で栄養豊かですが舌触りがザラザラゴワゴワ
さいぽんは苦手です。
白米=玄米を精米すると白米になります。ごはんの元です。約1割減ります
取る時出るのがぬかです。ぬか漬けに使ったり米油の原料になったりします。
では各状態のメリットとデメリットについてです
籾
メリット
ずっとおいしい
籾の状態はいわゆる種の状態のため水に浸せば発芽します。
だからまだ生きているのです。
生きているので極端な高温の場所などでなければ常温で保存しても食味が落ちません。また虫が湧く事もありません。
さいぽん家は冷暗所で保管してます。
デメリット
籾殻の分だけ量が増える。保管場所の確保、輸送コストの増加。
未成熟米の選別が出来ない。実が入っていない物、まだ緑色の未成熟米も混ざったまま
玄米にするためには籾すり機が必要
玄米
メリット
適切な保管をしておけばずっとおいしい。籾保管と同じかそれに近い食味のままである。
適切な保管をしておけば虫も湧きにくい。
供出米のため米選機を通すため未成熟米などが除外されている
デメリット
適正な管理をしないと食味が落ちる。冷暗場所での保管必須
適正な管理をしないと虫が湧く場合がある。冷暗場所での保管必須
さいぽん家では頼まれた分の玄米について気温が上がる季節は15度設定の米専用冷蔵庫で保管してます
精米が必要である
白米
メリット
最終系のため保管場所、輸送コスト共に一番効率がよい
すぐ食べれる
デメリット
気温が高ければ高いほど食味がすぐ落ちる
気温が高ければ高いほど虫がすぐ湧く
美味しい期限は精米してから冬:1か月程度 春秋:2~3週間 夏:1週間程度とさいぽんは考えます。
この様に全てにおいて一長一短がありますがおいしい米を維持するには籾がの状態が一番なんですね。
皆さんは籾で入手や保管は大変なので近くにコイン精米機があれば玄米を入手するのがおいしいごはんを食べる一番の方法だと思います。
どうしても白米しか手に入らないなら玄米にも言える事ですが冷暗所に保管する事です。湿度が高く暑くなったり寒くなったりする場所は駄目です。
美味しいごはんのために
1.できれば玄米を入手する
2.玄米の精米は1週間で食べきる量
3.玄米、白米共に保管は冷暗所
4.ガス窯で炊くとさらにおいしいく炊ける
5.米油を少したらしてから炊く
皆さん米油って知ってます?精米する時出るぬかが原料です。米成分なのでご飯の味を壊しません。これを少したらすとご飯がつやつやに炊けますよ!
さいぽんでした