カーフェスタと前後してしまったれど車検受けてきました。
たまにしか乗らない車だと車検受け忘れそうになるのが難点。
無計画にバタバタと準備済ませました。
1.まずは、光量不足の恐れがあるヘッドライト白濁の是正でバラして磨く
2.バラしたら光軸ずれるのでディーラーで光軸調整。
さいぽんCarは輸入車ですが、光軸調整はHONDAカーズさんにお願いしております。
嫌な顔せず、通常価格で引き受けてくれます。
HONDAカーズのメカニックの方はとても接客が丁寧で、色んなメーカーの中でもピカイチだと思います。
3.ブレーキフルード交換など、事前24ヶ月点検(記録簿記入)
妻にブレーキ踏み係をお願いしてブレーキフルード(オイル)交換&エアー抜き
ついでにタイヤ溝も計って・・・
前4mm 後ろ3mm そろそろ交換だな。
4.車検(継続検査)の予約
昔は電話ガイダンスに従って電話機の番号を押して予約をしましたが、今はインターネット予約で便利になりました。初回はユーザーID登録が必要だけど2回目からはログインするだけです。
そうそう、ユーザーIDとパスワードは忘れないようにメモしておきましょう。なんせ素人は2年に1回しかログインしないので、確実に忘れます。
5.予約日に陸運局に行き、検査
さて、検査時に持参するものは以下の通りです。
ひとつでも忘れると検査できないのでしっかり確認して下さい。
・自動車車検証
・当年の自動車税納税証明書
・新旧自賠責保険証(新しいのは当日現地でも取得は出来ます)
・24ヶ月点検記録簿
・印鑑(シャチハタは駄目)
・お金(重量税、検査手数料)
あと、紙を持ってあちこち移動なのでA4を挟めるハードファイルがあると便利でお勧めです。
さて当日は予約受付時間までに受付を済ませます。
中に入ると、いかにもプロ!といった姿の方が沢山いますが
臆する事なく受付で「ユーザー車検にきました!」と恥ずかしげも無く言うのがポイントです。
凄い昔は、チッ!素人がきやがって!!的な雰囲気満載でしたが、今はいらっしゃいませ!的に、手とり足取り説明してくれます。
ここでさらに大切なポイントがあります。
これが出来ればなにも怖くありません。
まず服装はカジュアル感満載で行く事です。
間違っても気合を入れてスーツ、ツナギで行ってはなりません。
プロだと思われて優しくしてもらえません。
素人感を醸し出すのが大切です。
そして、素直に「初めてです!」と言うこと!初めてでなくてもです。
2年も経つとほぼ忘れています。
さて、声をかけると「予約していますか?」と確認されるので「はいっ!」と答えると、とある端末に案内されます。
車検証のQRコードを読み取ると、予約状況が確認され検査票が出力されます。
先ほど準備の書類一式を渡すと、ほどなく残りの記入用紙が渡されるので、見本と車検証を見ながら必要項に記入をします。ボールペンで書く所と鉛筆で書く所があるので注意してください。分からなくなったら、遠慮なく質問しましょう。
なお、陸運局近くには代書屋さんがあり1000円位で書いてもらうこともできますが簡単なので自分で書く事をお勧めします。
用紙は以下となります
・自動車検査票1(この時点では印紙は貼られていません)
・継続検査申請書(この用紙だけ一部鉛筆記入)
・自動車重量税納付書・検査自動車(この時点では印紙は貼られていません)
書き終わったら、陸運局近くに一般財団法人の建家があるので書類一式を持ってそこに行き、重量税と検査手数料の印紙を購入します。
印紙ですが、以前は無愛想にただ渡されるだけなので、どこに貼ったら良いのか分からず困ったものです。プロの方の貼るのを横目で見て確認したものですが、今は、お姉さんが笑顔で「貼るところ分かりますか?」と問いかけてくれます。
時代は変わったものです。
これで準備は全て終了。
しかし重量税高過ぎ!
製造より18年経過車だから25200円ですよ!
普通だと16400円
13~18年経過だと22800円
18年経過だと25200円って・・・。
同じ車重のエコカーなんて0円か5000円ですよ。
あからさまに新車買わせようとしてるの見え見え。
とまあ、ブツブツ言いながらも、あとは検査ラインに並ぶだけです。
順番が来ると試験官が来るので書類を渡します。
どの書類が必要なのかわからないので、ハードファイルに全部挟んだまま渡しちゃいましょう。あとは試験官の指示に従うだけです。
1.外回り検査と同一性の確認
車外前から
スモール・LOビーム・HIビーム・右ウインカー・左ウインカー・ハザード・・ホーン・ウォッシャー液
車内
右ウインカー・左ウインカー・ハザード・HIビーム
車外後ろから
リアランプ・バックランプ・リアフォグ・右ウインカー・左ウインカー・ハザード
ホイールナットをコンコンして車体番号とエンジン型式を見て終了です。
次は検査ライン突入ですが、検査ラインは撮影禁止なので写真はありません。
ドライブレコーダー付いているから、あるにはあるのですが・・・。
さて、ここでも素人感満載の服装が役立ちます。
検査官が姿を見るや近づいて来て「初めてですか?」と聞いてくれます。
当然「初めてです!」と答えます。
「私が最後まで付き添います」と笑顔で話す試験官。
これも、昔と変わりました。
やり方分からずオロオロした昔が嘘の様です。
最後まで車から降りることなく。ハンドルも試験管が外から握って操作してくれます。
さて試験ですが
2.排気ガス検査
センサーをマフラーに突っ込んで測定します。
結果がでたら「自動車検査票1」を近くにある機械に差し込んで判定を印刷
3.サイドスリップ検査
進めのサインが出たら、1・白線に沿って、2・ハンドルを途中で切ることなく、3・徒歩程度の速度で所定の位置まで進む。この3つを守れば普通の車なら不合格にはなりません。
4.スピードメーター検査
前輪をローラー指定の場所に載せると後輪は機械が勝手にローラを調整してくれます。
ローラーの上に自動車がのっているのでアクセルを徐々にふかし、所定の速度に達したら、パッシングをします。
5.ブレーキ検査
指示に従いブレーキから足をはなし、指示があったらゆっくり、但しおもいっきりブレーキを踏みます。
6.サイドブレーキ検査
5同様にサイドブレーキを指示があったら引くだけです。
7.光軸検査
ヘッドライトをONにして待機すると機械が横から出てきて、左右のヘッドライトの光軸を測定してくれます。
以前はHiビーム測定でしたが何年か前から1998年9月1日以降の製造車はLoビーム測定に改正されましたので注意です。
4~7まで結果がでたら「自動車検査票1」を近くにある機械に差し込んで判定を印刷します。
余談ですが、さいぽんCarはそれ以前の製造なのでHiビーム測定です。
もしLoビーム測定だと、さいぽんCarは車検に通りません・・・
日本のロービームは、歩行者を照らしやすいようにカットオフラインが左上がりです。
さいぽんCarは左側のLoビームが右上がりなのです・・・。この時点でアウトです。
赤く引いた線の跳ね上がりがカットラインです。
左側も右側同様の方向でなくてはなりません。
右ライトを購入して付け替えれば良いのですが、欠品で入手不可です。
あぶねー!
8.下回り検査
7まで終了したら、指示に従い前進です。
真ん中だけぽっかり穴が空いた場所まで進みます。
試験官が下から、自動車下回りの検査をします。
ハンドル左右に切って~
ブレーキ踏んで~
サイドブレーキ引いて~
エンジンかけて~
と言った感じです。
ここも全て終了したら「自動車検査票1」を近くにある機械に差し込んで判定を印刷します。
これで全て終了です。
「自動車検査票1」左印字の結果に不合格がなければ合格なので受付に書類一式を提出すれば、ほどなく新しい車検証とステッカーが貰えます。
これで全て終了です。
あと、皆さん知ってました?
ユーザー車検ではこのシールは貰えません。
なので・・・このシールは、貼る必要ないんですね(笑)
嫌なら剥がしてしまっても全く問題ありません♪
○○協議会とか・・・このシール製造会社や警察お偉いさんとかの天下りの匂いプンプンです(笑)
余談でしたの、さいぼんです。