スズキ　グース350　っていうバイクを知ってますか？

鈴菌が20数年振りに湧いてきた　さいぽんです。

スズキ・グース350ご存知ですか？

こんな単車

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スズキが1991年に発売した単気筒シングルスポーツバイク。単気筒のトコトコのんびりバイクと違う所は、レブリミット10000rpmという単気筒らしからぬ高回転エンジンに加えて、ドライサンプ式油冷エンジン、オイルクーラーや倒立フォークにセパハン、バックステップにアルミサイドプレートなど、スズキならではの変態仕様な単車なのです。

しかしその当時は、カタログスペック至上主義に加え、250ccや400ccマルチネイキッドモデル、250cc2stハイパワーレーサーレプリカなど、中免で乗れる化け物バイクがゴロゴロしていた時代。そんな中でスペックだけ見るとロースペックなこのバイクは当然埋もれた存在となり、グース350は不人気車種になっていたのでした。

さて、変態車好きは若かれし頃から既に開花していたさいぽん。鈴菌にすでにやられたRGV250γ（通称ガンマ）乗りの友達✖2の強い勧めもありましたが、一目見るも惚れしまい購入してしまった事は言うまでもありません。その後レーシングカートにはまり、車検を切らして保管放置していた訳ですが、急に乗りたくなり整備をして車検を取りました。それが20数年前。そして取得から間もなくして、片側二車線の四車線道路で、新しく出来た飲食店に右折進入しようとした対向車に単車ごとはね飛ばされ、グース350と言う単車は一発廃車になったのでした。車検とって１ヶ月後の出来事です。

車検整備にあたり

ガソリンタンク錆び取り&コーティング

ゴムホース類、燃料キャップ、前後タイヤ、チェーン、スプロケット新品交換。キャブレターオーバーホール。ヨシムラ・サイクロンマフラー(チタン)　ショーエイヘルメット(ノリックレプリカ)など、コツコツ交換整備した物が1ヶ月で駄目になった過去の思い出。ずっと米蔵横の倉庫に糠(ヌカ)まみれになっていたグース350を久々に引っ張り出してきた事から、歯車が再び回り始めたのです。米糠って油を結構含んでいるんですよね。それが長年バイクに積もる事で、天然の防錆剤となっていました。洗ってみると錆びが全く無いわけですよ(笑)

20数年前のままなんです。

そんな事で軽トラに載せガレージに運搬途中に知り合いの所に寄った所、その知り合いの知り合いに乗らなくなったグース350かあるとの事で、話がトントン拍子で進み格安で譲って頂くことになりました。

考察

左が譲って頂いたグース350でロケットカウル付いてますね
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本来はネイキッドなのでこちらが純正の姿になります
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廃車の方はフロント回りが派手に壊れてます

倒れたまま縁石まで滑っていったため左側が激しく損傷
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フロントホイールもひしゃげてます
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この当時はスマホなんて無い時代で、ガラケーも電話するだけの機能しかありませんでした。今ならいいネタになったのですが。

「ヘイヘイヘイ♫ツーカー♫今すぐ欲しい♫ツーカー♫」なんてCMご存知ないですね笑

自分が入っていた保険屋も役に立たず自分で結局交渉しましたが、相手の保険屋もなかなか横柄で「減価償却終わっているので本来0ですが、1割出しましょう」など、当たり前オーラ全開だったため、PCでネット取引相場調べて交渉に神経をすり減らした物です。被害者側であっても、証拠と根拠を探し、感情ではなく、理論的に提示するのは被害者側である事を若いうちに知れた事は良かったです。粛々と証拠と根拠を収集し全て請求しました。

今思えば、弁護士特約を付けていたのにも関わらず、なぜ使わなかったのかは不明です。