スズキ グース350と言うバイクをレストアな さいぽんです。
まあ、実の所レストアと言うには大げさではありますが、簡単な修理で少しずつ直しています。
いきなり完成です。
駄目?
今回はマフラーのリメイクと取り付けです。右折車にはね飛ばされた事により、マフラー消音部の傷凹みとマフラーステーの曲がりとなりました。だいぶ放置で年月が経過したためステーは既に廃盤。入手不可のため万力で挟んで大きな木槌で叩いて修正です。まずは万力で挟んむ事で付く傷対策で、新聞紙を間に噛ませ保護をして固定します。
次に木槌です。金属製ハンマーでぶっ叩くとこれまた傷が付くため木製を使用。さらにステーはマフラー固定とダンデムステップを兼ねているためアルミ製とはいえ極めて頑丈な事が予想されます。少し叩いた位では曲がらないでしょう。そこで大きな衝撃が加えるため、質量勝負です。
むふふ。これで叩けば相当な質量がステーに加わる事でしょう。目論み通り曲がりを修正出来ました。
次にマフラーですが、違法改造などをしていなければ、ヨシムラさんはマフラーのリペアをしてくれます。マフラーの筒(さいぽんのはチタン)中のグラスウールに留まらずマフラーエンド部なども対象です。今回は筒とグラスエール(消音用)のリペアとヨシムラプレートを選択しました。占めて送料込み30000円です。
詳細はヨシムラジャパンホームページをご覧下さい。
こんな傷ついたマフラーですがピッカピカになって戻って参りました。
なんかリベットが少しオシャレになってますね。
綺麗になったマフラーと叩いて直したマフラーステーで取り付けです。
いきなり完成です。だってそんなに紹介することなく、ひたすら決まった所にボルト止めするだけです。
そこで取り付け後に間抜け案件発覚。マフラー取り付け前にオイルフィルター交換するべきでした。グーちゃんはオイルフィルター交換するとマフラーが油ベトベトなるのです。仕方ないので養生ですね。
順番間違えると手手間倍増です。段取り8割仕事2割とは良く言ったものです。
まだ綺麗なフィルターだけどまあ交換しときます。
これは付いていたフィルター
こちらは10年以上眠っていた純正フィルターだけど、まあ違いは分かりません
油温センサーも付けまして
付けましたがセンサーもメーターもお亡くなりになってました。ただ光るだけの装飾です(笑)
古いバイクには少々の違和感ありますが、ドラレコも装着済みです。
そう言えば、油温計を移植して気がついたのですが、センサーを取り付ける箇所はオイルフィルターに流れ込む経路にあるボルトを外すと取り付けができるのですが、微妙にその場所が違うのです。年式により微妙にマイナーチェンジしてるのでしょうが、それにより何が変わるのか全く想像できない程度でありとても不思議です。
さいぽん号がこちらで
こちらが移植先
違い分かりますか?事故車のさいぽん号はボルトの位置が経路真ん中にあり、その下には謎の突起物があります。移植先のグースはすでにセンサーを移植済みですが、フィルター近くの上方向にいどうしており、謎の突起物も無くなってます。さらに最下部にはオイルフィルター部のオイル抜き用何でしょうか?ボルトが追加されてます。謎の変更箇所ですね。
さて、戻りまして、このマフララーはキャブのセットも必要でして、大切に保管していた説明書を元に調整します。
キャブをばらしまして、PJをそれに交換してエアースクリューを規定値に回転しまして出来上がり。PJは純正#42.5を付属の#47.5に変更してパイロットスクリューを全締め込みから3回転戻してセット終了。
出来ました。
バッテリーはまだ無いので、車のバッテリーを繋いでエンジン始動。10何年ぶりに奏でるシングル&ヨシムラサウンドはおじさんには少々の小うるさく感じます。近所に気遣う音量ではありますが心地よいサウンドになりました。もう少し温かくなったら陸運局に持ち込んで車検とりに行きますよ。バイクのユーザー車検は光軸検査が難関なんですよね。ハンドルの傾け、体重のかけ方1つで変わるためですが、そんな乗り物に光軸なんてだいたいで良いのでは?思うのですが。
適当なさいぽんでした。