GRヤリスが納車な さいぽんです。
生産に携わってくれた皆さんに感謝です。
こんなに作り手の方々を考えた車は初めてです。
アバルト595コンペティツィオーネから乗り換えのGRヤリス。
天下？のトヨタが作り上げた、WRC出場ホロモゲーションモデルとなる。
ホロモゲーションモデルは、市販車をベースとした競技車両の規定により「市販車」がポイント。
1台だけ作って「はい！おしまい」では市販車とは認められず、規定数を販売する必要がある訳。
しかし売れなければ「市販車」として認められない事から仕様に対して価格設定がバーゲンプライスなのでした。
まあ、途中からWRCの規定が変わりその規定台数を販売する必要がなくなったけれど。ただそれもあってか？は不明だけど、注文より納車まで恐ろしい納期がかかる車両となります。
さて、このレースで勝つために作り上げられた車両。
大手自動車メーカーらしからぬ恐るべき作り込みがされている。
このGRヤリス。ヤリスと名前は付いていますが、ヘッドライト、リアコンビネーションライト、ダッシュパネル位しか共通点はありません。
3ドア専用ボディー、プラットフォームは後ろ半分は1ランク上をニコイチでドッキングさせています。
屋根はＳＭＣプレス形成のマーブルカーボンで、ボンネット、ドア、リアフードはアルミ製。
車体のスポット溶接200点増し、構造接着剤の延長など、剛性マシマシのマシマシ二郎系なのです。
595コンペを候補としていた時から発売は知ってはいたけれど、どうせトヨタだし中途半端な車であろうと気にもしていなかった。
一生トヨタ車は乗らないと思ってたし。
そんなGRヤリスとの出会いは偶然訪れた訳で。
595コンペに乗り出して1年半、ご機嫌ドライブ中にショールームに鎮座するGRヤリスを発見して即Uターン。興味本位に見させて貰ったところ、試乗車が別店舗にある情報を聞きつけました。
そりゃ試乗するでしょ！と速攻予約をして試乗したら、あまりの剛性感、足回りのしなやかさに感心。
搭載される「G16E-GTS」から発生される370Nmのトルクからくる獰猛な加速とそれを支える4WDにやられたのです。
しかしながら595コンペを購入したばかりで、「そりゃ駄目でしょ！」は明白。
でもモンモンのモンの介な訳ですよ。
ただ、そういう時って転機があったりして。
さいぽん、オジサンながらその当時管理職試験の推薦を受けまして・・・。
まあ、様子見をして先延ばしをしても何も変わらない。
やるか、やらないか。
よく分からないけれど、なにも考えずに「とりあえずやってみるか」と試験を即諾した感じ。
ただこれが、地獄の始まりだった。
経験ない論文をテーマに沿って書き上げ、駄目だしされまくりの公開処刑の面接練習。
アセスメント試験なんて大学院出てモリモリ出世して試験権利を頑張って得た優秀なヤル気満々若い子ばかりで、そこに混じったおじさんは壮大に浮いていた。
もうね、ストレスてんこ盛りで心が折れ曲がりまくりでお酒の量増えまくり。
それなのにGRヤリス欲しい病は絶賛発症中。
つい奥さんに「管理職試験受かったらGRヤリス買っていい？？」と冗談交じりで聞くと「いいよ」とお返事が。
一気にやる気？が戻り？？粛々と面接などをこなし、2022年4月の辞令でまさかの一発合格が判明したのでした。
車欲しさに管理職試験頑張ったなんて、会社の諸先輩管理職の方々には言えませんよマジで（笑）
そんなんでその週末には速攻伺い、2回目の商談にベストな回答があれば契約すると担当営業さんと商談。
車の性質上、指名買いみたいなもんなので驚く回答は無いけれど、まあまあ納得した訳で契約。
そんな2022年4月から待ちに待つ事1年7か月の2023年11月納車となりました。
契約時はこんなにハイオクガソリンが高くなるなんて思いもせず・・・
高騰したハイオクガソリン代もなかなかきついっすね。
さて、納車翌日にはボディーコート見積で現車確認に持ち込んだ。
そしたら担当者が慌てて来まして・・・。
リフトアップ時に気が付いみたい。
すでに左リアフェンダーにガッツリ擦り傷あり。
長さ40ｃｍの白い擦り傷はコンパウンドで磨きまして。
あまり目立たなくはなったが・・・いつ付けたのかな？
田舎道あるあるの道路わきの生垣の枝にでも擦ったのかな？
ん～っ、よく分りません。
もりもりリアオーバーフェンダーだから車幅感覚つかみにくいのよね。
車体色が赤だから余計目立つのかもしれないね。
ボディーコート前のポリッシュである程度消えるかな？
まっ！いっかぁ！！って感じでな、さいぽんでした。
