さいぽんの盆栽と車の小窓

クルマの軽整備と盆栽の話です

納車待ちのGRヤリスRZハイパフォーマンスとMT車の電子スロットル

GRヤリスRZハイパフォーマンス納車待ちな さいぽんです。

※この赤GRヤリスはさいぽんの所有車ではありません

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今回より【GRヤリス】カテゴリー追加です。

サラリーマンな、さいぽん。

人生、新車としても最高額な車両になり、結構無理をした。

さて、購入したGRヤリスのオプション、仕様は以下の通りです。

色:エモーシャナルレッド2

ステアリングヒーター&シートヒーター

カンレイチシヨウ

スマイルフリーテンケン

GRフロアカーペット

ETC2.0

今時はやりの自動ブレーキや追尾型クルーズが付く予防安全パッケージは付けていません。

付ける付けないに賛否両論あるかもしれないけれど、、障害物に検知してハンドルが勝手に動く(らしい?)機構が嫌で付けませんでした。ジムニーがそうですが、車線逸脱した時の警告音や、狭い曲がりくねった道路で自動車の側面を感知した時のブレーキ!!の警告音がとてもとても嫌なのです。

だって、そのたびに心臓がバクバクするんだもの。

さいぽん、ちょっと音に敏感なのです。

 

では、まずは車比較

595コンペはドッカンターボのFF車で、恐ろしいほどのトルクステアである。フル加速をするとハンドルが左右に振られるからがっしり握らないと、どこに飛んでいくか分からない。30年前のカッ飛びスターレットレベルの仕上がりで癖が強い。その野性味溢れた乗り味が魅力で、さすがイタリアの方は車での楽しませ方をよく分かっていると感心せざるを得ない。どういった意図があるのかは不明であるが、最小半径はミニバンクラスに匹敵する値で、コンパクトカーにも関わらず全く小回りが利かない狂った仕様である。

GRヤリスは595と比べると、とても大きいのにも関わらず車重は10kg増で収まっている。こればカーボンのトップルーフやボンネット・ドア・リアハッチパネルのアルミ化のおかげであろう。そこに積まれる心臓は272ps/370Nmを叩き出し、これを4WDと6MTで駆動する。誠に恐ろしやである。

スピちゃんはアルミフレームにFRPボデーを上からかぶせた構造により車の造りが根本的に違うため他車とは比較にならない軽さがある。幅は一番広いが、不明な最小半径においては取りまわした感覚では恐ろしく小回りは効く。ただしエンジンは2.0LのNAエンジンのため一番加速はマイルドである。

面白い事にスピちゃんは25年前の車ではあるが、新車価格が3車とも450万円近辺である事。595コンペは年々値上がりを続け、進化した695コンペに至っては488万。そう考えるとGRヤリスの価格はバーゲンプライスと言わざるを得ない。

サラリーマン庶民にはそうは言っても高いけどね・・・。

 

アバルト595コンペティツィオーネ

全長3,660 mm x 全幅 1,625 mm x 全高 1,490 mm  

ホイルベース 2,300mm 

車重     1,120Kg

最小半径   5.4m

GRヤリス

全長3,995 mm x 全幅 1,805 mm x 全高 1,455 mm 

ホイルベース 2,560mm 

車重     1,130Kg

最小半径   5.3m

スポールスピダー

全長3,810 mm x 全幅 1,830 mm x 全高 1,280 mm 

ホイルベース 2,345mm 

車重      960Kg

最小半径   ??m

さて、そんなスペックのGRヤリスの契約は昨年の2022年4月初旬。

2023年7月納車予定が2023年10月見込みにずれました。

長々未定がようやく9月に入り確定したのです。

営業より電話がありまして「2023年10月30日です」と言う事。

そんな事で、ようやく印鑑証明を持ってディーラーさんに訪問です。

流石に契約から1年以上も経つと当時記入した書類の書式が変わる事もあるそうで、何点か書き直し。

車庫証明取るための自宅の地図、駐車場の図も書いて欲しいそうで・・・・

いやいや・・・それ前もって言ってくれれば書いていくのに(笑)

 

ちなみに車庫証明はこんな感じで自分でも取得できます。ひと手間かければかなり節約できるのです。

saipon44.hatenadiary.jp

 

まあ、そんなこんなで手続きは終了。

手付金は昨年制約早々に支払ったので、残金は9月末までに振り込んで欲しいとの事でした。

振込用紙はすでに渡されていますが、平日休まないといけないんだよねー

 

帰り際ふと振り向くと、ショールームの奥にGRMNサーキットパッケージが鎮座しているではありませんか!?

当然と言うか、早速見させて頂きましたよ。

 

なんでも強化クラッチも入っているそうで、とても大変だったそうです。

何回かエンストしたそうで。

ただこれには今時の車事情もあるのではと思います。

今時はアクセルとスロットルがワイヤーでつながってなく、電子スロットル化されています。

アクセルの踏み込み量がセンサーにより信号化され、スロットル操作をするモーターに伝達される仕組みです。

このため多少ラフな操作をしてもCPがスロットル操作を補助してくれます。

これにする事で人間の無駄な操作を無視して燃費を良くしたり、クルーズコントロールの速度操作などメリットはあると思います。

一番わかりやすい動きとしては、ワイヤー式の車はアクセルを踏まずクラッチをそーっと繋ぐと抵抗が加わり回転数は下がるのですが、今時の車は逆に回転数が上がります。

試してみれば分かると思います。

CPが回転数が下がらないように勝手にスロットルを開けているのです。

なので今時のマニュアルミッション電子スロット車はエンストしにくいのです。

ただし色々楽で良い事だけど難点として、無理な操作をしてもエンジンがガクガク、カリカリと振動と音を出して警告を発してくれません。

ぎりぎりまでCPが頑張ってくれるため、運転手は無理な操作をしている事に気が付きにくいのです。

ただし、CPが頑張れない領域に達した瞬間、エンジンは「スンッ」と音もなく止まりますね。

なのでこのGRMNの強化クラッチと電子スロットルは非常に相性が悪いのではと思います。

さらにGRMNは半クラクラッチを半分滑らせた踏み加減)は20秒以上禁止だそう。渋滞はまったら苦行だな。

機械式LSDも入っているから曲がるたびにバキバキ音するだろうし、ブレーキもキーキー音するし今時の若い子が見たら壊れている車にしか見えないでしょうね(笑)

色々仕様を聞くと通常通勤使いには苦行を強いられそうなお車でした。

屋根もボンネットも織り込みのドライカーボンです。

青空駐車したらあっという間に剥げ禿の介確定ですね。

このお車はGRガレージには非売品展示車として各店舗1台割り当てられているそうで。

ってオイッ!!そんなの作る暇あったらまずバックオーダー分生産しろよ・・・

と思ったとか、思わないとか。

と言う事で、10月30日は確定だそうで、納車日は妻がが嫌がる「仏滅」を避ける日程にしないとです。

 

と、浮かれながら話していたら・・・10月30日に車が出来上がる日程とその後判明。

それじゃそこから陸送、整備、手続きとプラス2週間かかるんじゃん。

って事は2023年11月中旬納車予定。

「出来上がり」という重要なワードをなぜ省くのか・・・あなたってば(汗)

乗りたい国産車のために寿命をほぼ2年使って待つとか、正気の沙汰ではありませんなトヨタさん。

 

結局、1年と7か月と2週待ちな、さいぽんでした。

おっさんはクタビレタ