さいぽんの盆栽と車の小窓

クルマの軽整備と盆栽の話です

AT車の暴走事故を左足ブレーキ実践で考える

最近AT車に乗る機会が増えた さいぽんです。

只今アバルト595からの入れ替えでGRヤリスの納車待ちです。

昨年2022年4月にGRヤリスRZハイパフォーマンスを契約しました。

2023年7月が一応納車予定なのですが6月になってもディーラー担当者さんからは連絡が来ません。まだまだ来そうにありません。

しびれを切らせてディーラーに電話したところ・・・・

なんと3ケ月伸びて納車は10月見込み。

あくまで見込みでまだまだ来ませんね。

そんな事で諸事情もあり、昨年7月にコンペちゃんは身内に引き継がれました。

それ以降は日常使いの自動車がない事から実家で母が使っているAT軽自動車&MT軽トラを交互に使用して日常の足にしています。

今まで日常使いでATを使用する事がなく、慣れないAT車で何度かギアの選択を間違えました。

具体的にはバック【R】に入れたつもりが前進【D】に入れてしまいアクセル踏んでヒヤッとした事などです。

やはりAT車は慣れないと怖いですね。

よくあるAT車の踏み間違い事故は、駐車場などでシフトポジションを間違えているにも関わらずアクセルを踏んでしまう。

他車が待っているため早く駐車をしなくてはと焦ってシフトポジションを間違えたままアクセルを踏んでしまう。

あと、どこかの記事で見ましたが、高齢になると体が硬くなるため、駐車券を取ろうと体を右にひねると、下半身も一緒に右に動いてしまう。

それに気が付かないままブレーキを踏もうとすると、頭の中ではブレーキがあると思っていた位置にある足にアクセルがある訳で、間違えてアクセルを踏み込んでしまうそうな。

それとは別ですが、さいぽんも過去にレンタカーでプリウスαを運転した時も暴走しかけた事がありました。

次の記事です

saipon44.hatenadiary.jp

世間では今でもAT車の暴走、店舗への突撃など事故が起きていますが、数年経った今でも新車へ搭載された自動ブレーキ以外、既存の自動車では有効な策は取られていません。

分かりにくいATシフトレバー+ハイブリットの加速力+踏み間違えのパニック+お年寄り(若者だってやりうる)と様々な条件が重なり、重大な事故が発生するのでしょう。

さいぽんだっていずれはAT車がメインカーになるかもしれません。

そこで、老後を見据え今できる事を昨年より実践してみました。

 

それは・・・・

テッテレェ~♪

左足ブレーキーぃぃぃ」

 

そうです、左足でブレーキを踏むのです。

これがなかなか難しく当初は非常に苦労しました。

そーっと踏んだつもりが、ドンッ!って踏んでしまい、カックンブレーキどころか、ドッカンブレーキになってしまうのですよ。

とても難しいです。

また、踏み加減が分からず止まり切れない事で前車に追突するのでは?と思うこともしばしば。

またとっさのブレーキが必要な時は、両足が反応してしまい両足ブレーキになることもありました。

まあ、1年経った今ではAT車に乗った時はブレーキ操作は左足が普通に反応します。

加えてMTを運転すると普通に右足が反応するのも不思議で面白いものです。

そこでMT乗りがAT&左足ブレーキを実践して思った事を紹介します。

 

【デメリット】

1・クラッチ操作はドンッ!と踏んで、離す側で繊細な操作が基本のため、左足ブレーキの踏む動作に対し繊細さに欠けてしまう

2・かかとを付け、つま先を手前に引いた状態を保持する動作に慣れていないため、最初はすねの筋肉がひきつる

3・自動車によってブレーキタッチが違うため、乗り始めはどうしてもカックンブレーキになってしまう

4・慣れるまで狙った場所で止まれるかブレーキの踏み加減に不安を覚える

5・ブレーキが中央より~若干右寄りのため、運転姿勢も右向きになってしまい不自然なポジションになる

【メリット】

1・必要に応じて常にブレーキ上に左足を待機させる事ができ、以下2~6で右足のアクセルからブレーキに踏み替えるタイムロスが無くなる

2・シフトレバーポジションを間違えて意図しない方向「前後」にアクセルを踏んで進んでしまっても、待機した左足で即座にブレーキを踏める

3・アクセルを踏んで段差を乗り越えた後でも、左足をブレーキに待機させているため、即座にブレーキを踏める

4・駐車券を取る際に右足ブレーキと違い左足でブレーキを踏んでいると体をひねりやすいため、駐車券が取りやすい

5・高速道路など追い越し時にブレーキペダルに左足を待機できるため、変な動きの車に即座に対処できる(安心感もあり)

6・駐車場なども子供が飛び出してくるかも運転時に4・同様に待機させておけるので即座に対処できる(安心感もあり)

7・暇な左足も働かせる事で、車を操ってる感があり楽しい

 

とまあ、こんな感じです。

さいぽん的にはデメリットよりメリットが大幅に上回る結果となりました。

あくまで、さいぽんの考えなので積極的推奨はしません。

 

最後になりますが、良い練習方法を後になり気が付きました。

最初はブレーキの踏み加減が左足では分からない事からおきる、カックンブレーキと踏み込み不足による追突を避けるための技をお教えします(ちょっと偉そう??)

それはダブルブレーキです。

両足でブレーキを踏むことで、右足の踏み込み具合を左足に教えるのです。

これによりカックンブレーキの防止と、踏み込み不足による追突を防げるよう右足にも仕事をしてもらう方法です。

一般的に左足ブレーキは推奨されていないと思いますし、そもそも実践している方がどれ程いるか分かりませんが、少なくともさいぽんは生涯左足ブレーキでいきます。

まあ、その前に我が家ではMT自動車のみのため、まだまだAT自動車を常用する事は当面なさそうですが・・・。

さいぽんでした。