ブレーキフルード交換なさいぽんです。
日常使わない、一般道やサーキット等激しい走りもしない、そんな車なのでついつい忘れてしまうブレーキフルード。3年ぶりに交換です。
まずはフルードタンク周辺にタオルなど保護します。
このブレーキフルードは塗装を剥がしてしまう効果もあるため、万が一垂れた場合に周辺の塗装剥がれを防ぐため必須です。
次にタンク内の古いフルードをスポイトなどで抜き取り新品を注入
古いフルードは排水に捨てては駄目、購入先に引き取ってもらいましょうね。
次はジャッキアップしてウマを充てタイヤを外します。
ジャッキは機械式、油圧式がありますが、何かの不具合で故障すると車を保持できず車が落下します。落下して車が壊れるのも悲しいですが、もし下に人(自分)がいた場合最悪死亡となります。
「命かけずにウマかけろ」数千円と安いものなので購入して使いましょうね。
この車ですがメインフレームはアルミ、リアのエンジン周りのサブフレームは鉄?鋼?のためサスペンション根元の丈夫そうな場所にウマをかけます。
次はブレーキフルードを抜く穴に被せてある、砂埃を防ぐゴムキャップを外します。
外れました
そこにレンチをかけホースを繋げます。
はい!これで誰かにブレーキペダルを踏んでもらったまま、この部品(ボルト?)をもう一人が緩めると中央の穴よりブレーキフルードが排出されます。
排出されたブレーキフルードの受けも忘れすに。さいぽんはペットボトルを使用してます。排出された量も何となく分かるので便利ですよ。
後輪側なかなか汚いのですが・・・キレイになったはず。
あっ!そうそう!もしフルードを垂らした場合は最後に水で必ず洗い流しましょう。油=水は弾くではなく、ブレーキフルードは水は弾かず流れ落ちます。塗装にフルード付いたままでは塗装剥がれ落ちますよ。
前輪作業に差し掛かった時です
前輪側のフルードの色、危険じゃないですか???
マジ??濁ってます・・・
水分が混入したのだろうか??
しかも驚愕事実!
最初左前側はブレーキペダルを踏み込んでもブレーキフルードは排出されずの事態。
ブレーキのピストン固着ならオイルは排出されるのに、それが無いと言う事は・・・その前の何処かが詰まっていると言う事。何回かガンガンブレーキ踏み込んだら排出され、詰まり解消された模様です。
なんと、左前はブレーキが効かない状態で走行していた事になります。雨の日などであれば、前輪は右しかブレーキが効いていないため、最悪スピンもあったかもしれません。まあ、雨の日は絶対動かさない車ではあるが、それ以前の問題、これはいけません。
しばらくは半年に1回はフルード抜いて様子見ます。
片押しブレーキキャリパーはサービスマニュアル見ながら単車(YAMAHA YSR80)でやったことはありますが、そもそもこの車・・・補修パーツあるのやら??
古い車は早め早めなメンテナンスが必要と痛感したさいぽんでした。
この症状、なにか思い当たる節がある方、ご助言頂けますと幸いです。
とりあえず砂利の上でフルブレーキ!四輪ともロックした跡が確認できたので、現状は回復していました。
今回はここまでなさいぽんでした。