スズキ グース350と言うバイクをレストアなさんぽんです。
今回は3項目を進めていきますが、3.のトホホな案件はおまけです。
1.ガソリンタンクへのエンブレム貼り付け
2.シールド型バッテリー
3.トホホな案件
1.ガソリンタンクへのエンブレム貼り付け
最後の仕上げにガソリンタンクにグースエンブレムの貼り付から。
事前にエンブレムを綺麗にして塗装しておきました。
まずは塗装しないアルミの箇所を磨いた後に塗装しない部分はマスキングをします。
オリジナル色を元に塗装を施し、エッジ部の塗装を若干取ることで立体感を出しました。
乾燥後、2液性クリア塗装をしてラッカー塗装を保護します。
これをやらないと、ガソリン垂らしたときにラッカー塗装のみだと溶けてしまい厄介です。
次はエンブレムの矯正をします。
この作業は、ガソリンタンク側面の湾曲と合わせるためです。
エンブレムの湾曲を貼り付ける箇所のガソリンタンクの湾曲に合わせ修正しておきます。
密着を良くするためで大切な作業です。
アルミ製のエンブレムを指でそーっと押したり捻ったりしてタンクの湾曲に合わせました。
その際はエンブレムでタンク塗装に傷をつけないように保護テープを張りました。
では、両面テープを貼って型紙に合わせて慎重に貼り付けます。
ちなみに、以下写真は30年前購入当時のままのオリジナルのエンブレムです。
2.シールド型バッテリー
次はアマゾンでポチったバッテリーを搭載して出来上がりとなります。
このバッテリー、シールド型メンテナンスフリーバッテリーとなります。
形式は【〇TX12-BS】です。
〇はG又はYとなりどちらのバッテリーも形式は同じなんです。
では、何故違うのか?
YはGS/YUASA(ユアサ)又は台湾YUASA(ユアサ)です。
Gは旧GSバッテリーです。現在は合弁したので旧時代の名残でしょう。
したがって、GS YUASA=YTX12-BS GS=GTX12-BSとなるため、どちらを買っても同じです。
しかしですね、このYUASAブランドだと10000円程と高価で、近所のホームセンターでもこちらが売っています。
さいぽん的にはミッション単車であれば、バッテリー上がっても最悪押し掛けすればいい考えです。
であれば、少々怪しいメーカーの4~5000円程度の物で十分ではと。
と言う事で次のようなメーカーの中よりアマゾンでポチっとしました。
LEOCH製:EB12-4
MEGA POWER製:MTX12-BS
BMBattey製:BTX12-BS
購入する時は、バッテリー端子⊕⊖の向き、バッテリーの寸法は念のため確認しましょうね。
3.トホホな案件
っと、、、なんという事でしょう、大問題発生です。
ガソリンタンクより2か所ガソリンが漏れています。
苦労してガソリンタンクを錆び取、微細穴、大きな穴、怪しい箇所共に半田で穴埋めを実施。
念のため、タンク内コーティングまで施したのに、コーティング不足?微細穴があったようです。
ガソリンが滲み出し、塗装膜が水膨れ?いやいや!ガソリン膨れを起こしているではないですか。
頭の中でぐるぐる様々な思いが駆け巡りまして・・・
ガソリンタンクの塗装全剥離から穴埋めすべきか・・・・・葛藤しました。
だって継続検査(車検)当日に膨れが破れてガソリン漏れをおこしたら、検査不合格で終了ですからね。
継続検査まで残された日は土日のみ。
結局、部分的に塗装を剥がして、問題個所を半田埋めして塗装する事にしました。
幸い漏れ箇所はガソリンタンク底部であり、しゃがんで覗き込まないと分からない場所であったたからです。
トホホな さいぽんでした。